2025年を期限としたアルツハイマー(戦略)プランが火曜日に提示されたようです。
国立老化研究所(アメリカ国立衛生研究所(NIH)の一部門)のHPに掲載されています。
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Obama administration presents national plan to fight Alzheimer’s disease今回発表された取組みは5つです。
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研究 : アルツハイマー病のより包括的な評価を可能にする最先端技術と臨床試験の新しいアプローチに重点
的に資金提供する。
これらの研究は、予防と治療へ新たなターゲットを絞ったアプローチを開発するかなりの可能性を
秘めている。
具体的には 、現在2つの主要な研究が資金提供を受けている。
1つ目は
アルツハイマー病治療のためのインスリン鼻スプレーに790万ドル。
2つ目は
最も高い疾患のリスクを持つ人々への最初の予防試験に 1600万ドル。
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臨床医向けツール: アルツハイマー病の徴候や症状を認識し対処するための高い技術を、医師、看護師、
その他医療供給者に提供するため、米国保健資源事務局は高齢者教育センターを
通じて200万ドルの資金提供を行う
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介護者をサポートする情報へのより容易なアクセス(保険福祉省の新しいウェブサイト
www.alzheimers.gov)
を通して、アルツハイマー病に直面している人々、友人、家族へリソースとサポートを提供する。
このサイトは、トピックに関する連邦、州、民間団体からの信頼性の高い、包括的な情報へのゲートウェイです。
サイトへの訪問者は、認知症に関した日常生活の取り組み、感情的欲求、金融問題を支援することができる地域
資源を確認するための平易な言語情報やツールを利用できる。
家族介護者とのビデオインタビューは、何故情報が介護が成功するかどうかの鍵となるかを、彼ら自身の言葉で
説明している。
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啓発キャンペーン:介護者が新しいウェブサイトで情報を探す励みになる最初の新しいテレビ・コマーシャルが
初登場した。
このメディアキャンペーンは、アルツハイマー病に関する情報を必要とする家族や患者に
向けて今年の夏に開始される。
最初の研究(インスリン)に付いてですが、既にフェーズ2の募集を2件行っています。
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Study of Nasal Insulin to Fight Forgetfulness - Long-acting Insulin Detemir - 120 Days (SL120) ⇒
Study of Nasal Insulin to Fight Forgetfulness - Long-acting Insulin Detemir - 21 Days (SNIFF-LONG 21) インスリンの効果に関しては、以前書いた
アルツハイマーとインスリン抵抗性と
インスリン鼻スプレーで概要がわかります。
もう一つの「
最も高い疾患のリスクを持つ人々への最初の
予防試験」というのはNIAのアナウンスだけでは概要がよくわかりませんが、『
Alzheimer’s Research Effort Seeks New Treatments by 2025』などのニュースサイトの記事では、昨日のUSCDの3件のトライアルの中の3件目の
Crenezumab(
MABT5102A、
RG7412)の様です。
この記事では、コロンビアの特異的な家族性アルツハイマー病を有する集団に対し、予防効果の検証を行うようです。
この対象は約300名で、30代から40代に掛けて発症する様です。
『
Roche Alzheimer's drug picked for major test』ではcrenezumabに関する経緯などがもうちょっと詳しく説明されています。
対象薬の候補としてファイザー&ジョンソン・アンド・ジョンソンの
bapineuzumabやイーライ・リリーの
solanezumabなど他の25薬品の中から、このような薬剤でよく見られる
血管原性浮腫を引き起こさない、という観点から選定されたようです。
これまでの(ほぼ全ての)トライアルでは、(AN1792を始めとして)
βアミロイドの除去には成功しても、認知機能と記憶能力の回復は出来なかったので、今回は観点を変えて、神経細胞にダメージを与える前に予防可能かどうか試験する、ということです。
そして、
副作用が少ないということは用量を増やすことが出来るということだ、とも述べています。
ひとつ気になるのは、Wikiの
Crenezumabでは、このトライアルの対象となるコロンビアの集団はプレセニリン1( PSEN1)変異を持つとのことなので、このフェーズ2の結果がそのまま一般化されるわけではない、という点です。
確かに、試験の観点はβアミロイドの早期蓄積防止なので遺伝子変異は関係ないのかも知れませんが、そういった思惑と実際の薬剤の効果は別物です。
だから、このフェーズⅡは今のところ2014年終了予定ですが、その後更に5年近くフェーズ3を行った後にならないと目処が立たない、ということです。
しかも予防を観点としているので、この恩恵を受けるのは少なくとも現在40歳以下の人々ではないでしょうか。
2003年の
第125回日本医学会シンポジウムの質疑応答の時にも、既にそういったことは言われています。
『将来これが臨床的に使われるようになった場合,予防的ばかりでなく,重症例では難しいでしょうが,中等度程度に進行した例まで有効とお考えでしょうか.
(田平) スタートするのには,先ほどから話題になっている MCI あるいはもう一つ早いところが,一番よいのではないかと思います.』
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アルツハイマー病のワクチン療法 updated2003年というとアメリカではブッシュ政権で、テロとの戦いばかり考えていた時です。
もうちょっと国内のことも考えていてくれれば或いは。